弊法人は、近年は、不動産リート会社の上場を手掛けている他は、IPO準備に向けた会社の監査に4~5社程度取組んでいる、という状況です。IPO準備会社の監査において心掛けている点は、あくまでも、大手監査法人と同レベルの高品質の監査を追究する、ということです。もちろん、上場前ですから、会計、内部統制に関する指導的機能を発揮する場面は多くなりますが、あくまでもそれは監査上の話です。例えば、資本政策の様なIPO特有の論点などは、会社や他に支援する専門家などIPOチームに協力する、という関わり方と言えるでしょう。あくまでも、高品質の監査を行って企業の成長を支援することが使命であり、これを通じて日本経済の発展に少しでも寄与できるならば、それに勝る喜びはありません。その意味では、IPO監査も、他に手掛けている監査も本質的に差はありません。